カキナクルー

観た試合の感想なんかをテキトー勝手に書き殴ります

ユナイテッド優勝おめでとう

ユナイテッド万歳!20回目の偉業。御大誇らしい。そして香川誇らしい。中盤の層がちょっぴり不安で、DFも序盤は失点だらけで、今シーズンも危ないかなぁ、と思ってたけど、シティの不安定さにも助けられ終わってみれば4節残しての優勝。

ただ、CLではベスト16で終わったり、絶対的な強さを誇ったチームではなかったけど、特筆すべきは対中小クラブでの安定感。これだけ取りこぼしがないシーズンも記憶にないぐらい。それほど昨季の出来事が悔しかったということだろう。やられたらやり返す男、サー・アレックス・ファーガソン

中小クラブでの強さという点では香川も大きな役割を果たした。怪我で2ヶ月ほど離脱するハンデもあったけど、もらった少ないチャンスを確実にものにし信頼を積み重ねていった。

不得手な左サイドを任せられることが多く、序盤はサイドを気にしすぎていいプレーが出来なかったけど、数をこなすにつれて中央に積極的に侵入するようになり、それにともなって決定的なチャンスも増えていった。ノリッチ戦ではハットトリックを決めて、この試合ではペルシとの2トップを任されるほど。

加入当初はトップ下にこだわりたいという発言もあって、ルーニーとペルシがいるのにそんなこと言ってる余裕はあるのか!?と不安にもなったけど、気がついてみればルーニーをセンターハーフに押しやって、堂々と真ん中でプレーしている、御大に香川が活きる場所はエリア近くだと認められた何よりの証。

周りとのコンビネーションも確立されていいタイミングでパスがきていいタイミングでパスを出せる。この試合ではそれが出来るポジショニングを90分続けられた香川。この小気味いいパス回しが御大が今目指しているフットボールかもしれない。何にせよユナイテッドには欠かせない選手になった。

ということで。ペルシと香川の獲得で昨季とは別のチーム作りに成功し、プレミアの覇権を取り返した御大。サイクルの終わりごとに毎度毎度自分のチームを改革し、これでプレミアになってから13度目の優勝。いやはや、ホント恐れ入ります。一生ついていきますので、これからもよろしくお願いします、