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カキナクルー

観た試合の感想なんかをテキトー勝手に書き殴ります

「ペジェグリーニの掌の上で」 CL12-13 マラガvsポルト

マラガvsポルトながら観。1stレグのアウェーでは驚くほど何も出来なかったマラガだが、やっぱりあれはペジェグリーニの想定内だったんだろう。2週間前がウソのようにこの日はホームらしく普通にボールを回してゲームを作る。打って変わってポルトがカウンターでいい形を作るがゴールは奪えない。

ホアキンやイスコら前線の選手に目が行きがちだが、基本マラガのベースは固い守備。証拠にクソミソに叩かれた1stレグも最小失点で乗り切っている。守護神カバジェロ、懐かしきデミチェリスガテン系DFウェリントンにゲキ渋トゥラランらが守り切って、活きのいい老若アタッカーが点を取る。

この日はペップもご執心と噂のイスコが本領発揮。43分に見事にコントロールされたミドルゴラッソで1-0。前半終了間際に先制してマラガが理想的な形で後半に。一方AGスコアで追いつかれたポルトはホアキンの突破をドゥフールが不用意なタックルで止めてしまいドブレアマリージャのタルヘタロハ。

これで完全にポルトの腰が引けた。ここからはマラガの一方的なショータイム。焦らず騒がずどっしり構えるペジェはゴールを取り急ぐわけでなく、じっくり時間を使いながらポルトをじわじわ追い詰める。カードも有効的に使い、後半32分に途中出場のサンタクルスがヘディングシュートで2-0。

これで前に出ざるを得なくなったポルトがご自慢のスピードと怖いものがなくなった積極的な攻め上がりで、一人少ない状況でもチャンスを作り始める。10人になった後も引かずにこうして良さを出す形で続けていれば話も違ったんだろうけど時すでに遅し。守備のいいマラガが最後まで守り切ってベスト8。

終わったあと振り返ってみるとやっぱりペジェの手のひらの上で全てが転がされていたようなそんな試合。ビジャレアルをベスト4に導いた手腕はやっぱり伊達じゃなかった。基本こうしたトーナメントで何かを起こせるチームは守備が良い。

もし次ガラタサライなんかと当たればベスト4も夢じゃないし、その次に大番狂わせが起こせればクーペル時代のバレンシアみたく決勝進出なんてこともありえるかも。なんだかんだでベスト8に3チームも残ったスペイン勢。どれだけ景気が落ち込もうとフットボールでの地位を譲る気はさらさらなさそうだ。