カキナクルー

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「結局最後はイブラ様」 リーグアン12-13 PSGvsナンシーながら観

PSGvsナンシーながら観。ここ数試合パッとしないPSGだがこの日も調子はよくない。守備ブロックを作られその前でグダグダになる展開はもはや見慣れた光景だ。ナンシーは引きが甘くちょいちょいヴェッラッティから裏にいいパスはでるのだが、イブラも集中力を欠いてるのか上手く足に収まらない。

そうこうしているうちに先制点を許してしまうのもここ最近では日常だ。基本PSGはカウンター狙いのチームで引いて守ることが多く、これまでは集中力高く守り抜いて8試合連続完封なんて離れ業もやってのけていたが、この日もカウンターから普通にやられて0-1。

守護神シリグにもポカが目立ち、そろそろ疲れが出はじめているのかも。よくよく考えれば欧州で戦いはじめたのも最近のこと、まだハードスケジュールに慣れてないのかもしれない。ただそんなことは言い訳にはならない。前節ランスに敗れ、その上19位のナンシーにも敗れたら監督の首も危ないだろう。

ここでようやくスイッチの入るPSG。前にも書いたがこのチームはやればできる。後半から動きの少ないパストーレに代えてメネズを入れれば、そのメネズが相手のクリアミスを直接イブラにパス、これをイブラが決めて1-1。3分後にはヴェッラッティのパスに抜け出したイブラがそのまま決めて2-1。

あっという間に追い抜いて、そのまま逃げ切り勝ち点3。結局イブラ様がこの日も決めるところで決めてくださった、とこんな試合もなじみのデジャブだ。ヴェッラッティは課題のロングパスからアシスト。ベッカムの加入はいい刺激になっているのかも。

そのベッカムは後半28分からプレー。試合をクローズしにいく流れではあまり出来ることは少ない。CKでは良いキックが見れたが、FKは加入後一度も拝めぬまま。ここはイブラ様が退場か累積かで欠場する試合を待つしかなさそうだ。

PSGとしては今後後半のようにパストーレが下がりメネズが使われる試合が増えそうな予感。マトゥイディとヴェッラッティという上がりが少ないボランチコンビが不動なら、やはりサイドを積極的に動かしていくしかない。