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カキナクルー

観た試合の感想なんかをテキトー勝手に書き殴ります

決定力をください 【ユーロ16 グループA第1戦 スイス対アルバニア】

さてさて。

 

フランスの1抜けが濃厚なグループA。残り1枠を手に入れるためには負けられないスイス対アルバニアの一戦。
地理的に距離があり、一見縁遠そうな国同士に思えるけど、スイスのシャチリやジャカがコソボアルバニア人だったり、アルバニアのガシやハシがスイス生まれだったり、意外と関係は深いらしい。
ちなみに柿谷が好きすぎて一時期バーゼルの試合を追っかけてたセレッソサポ的にも、エンボロ、ジャカ、ガシ、シェアと懐かしい名前が並んでたりする。

 

そんなスイスは開始5分、フリーキックからシェアが頭で合わしてあっさり先制。やっぱネームバリューどおり、スイスが難なくアルバニアをかわすのかな、と思いきやそう簡単にはいかなかった。
バイヤンのシャチリガナーズ行きが決まったジャカなどなど、タレントを擁するスイスがチャンスは多く作るんだけど、そのことごとくをセフェロビッチが外し、全然追加点がうまれない。手元の選手名鑑によると、1313分間ノーゴールという不名誉な記録も持っているそうだ。
なんでそんな選手が起用されるのか。プレーを見ているとその理由も分かるからもどかしい。セフェロビッチはシュートに持っていくまでの動きはピカイチ。絶妙のタイミングで裏へ抜け出したり、トラップで絶好の位置にボールを置いたり。ただ、そこからのシュートがあまりにバカ正直。だから、簡単にGKに止められちゃう。
チャンスが多いということは、それだけそこに顔を出しているってことで立派な才能なんだけど、サッカーが相手より多くのゴールを奪うことを目的としたスポーツである限り、早々にセフェロビッチに見切りをつけなければ、スイスにはあまりいい未来は待ってなさそうだ。


他に良い選手がいないってんなら仕方ないけど、スイスにはエンボロがいるから余計もったいないと思ってしまう。
バーゼルを追っかけてるとき、デルリス・ゴンザレスの次に感心させられた、まだ19歳の若手エンボロ。巨体に似合わぬ圧倒的スピード。足元も上手くてパスも出せる。遠くない未来、ビッグクラブに移籍するんだろうと思わせるスケールを持った選手だ。
ペトコビッチは62分に左ウイングのメフメディに代えてエンボロ投入。しかし、ポジションはそのままだった。エンボロもバカ正直にサイドでしっかり守備をしてチャンスメイクしちゃってるけど、残念ながら宝の持ちぐされ。その間にもセフェロビッチは9番の位置でチャンスを失い続けてる。あぁ!もぅ!もどかしい!


その間にアルバニアも点を決めりゃいいんだけど、こっちもチャンスを生かしきれない。
36分、ツェナを2枚目のイエローカードで欠いたものの、チャンスは時折作ってた。特に左SBのヒサイのロングフィードが見事。前線に隙があれば最終ラインからでもチャンスを作れてしまう。でも、そうしたチャンスもサディクを筆頭に潰しつづけてスコアボードに変化はなし。
82分には元バーゼルのガシがピッチイン。当時は柿谷の分までバカスカとゴールを決めちゃってくれてたから、今夜もなにか起こしてくれそうな予感。実際、終了間際にはGKと1対1のチャンスを作り出したんだけど、こちらもバカ正直にGKの真正面にシュートしてしまい同点ならず。そのまま試合は終了し、スイスが勝ち点3を手に入れた。


ということで。
幸か不幸か、スイスのゾマーにアルバニアのベリシャと、両国のGKのグッドセーブが目立つ試合になってしまった。GKが主役といえばブラジルW杯を思い出すけど、今日は単純にスイスとアルバニアの決定力がなさすぎただけだと思う。
次の試合でどう調整をしてくるか。バーゼル絡みの選手には愛着が湧いてしまってるんで、ぜひ出場時間を増やしてください。