カキナクルー

観た試合の感想なんかをテキトー勝手に書き殴ります

「省エネモード」 プレミア12-13 ユナイテッドvsレディング

ユナイテッドvsレディング観了。19位相手に両サイドバックのエブラ、ラファエルにキャリックもお休みさせたユナイテッドが、それでもルーニーの先制点を守りきる老練な試合運びで1-0の勝ち点3。エヴァートンに負けたシティとの差は15に広がり、優勝への本格的なカウントダウンが始まった。

シーズン終盤によくみられるユナイテッドの省エネモードの典型的な試合で、相手にボールを持たれ、動きも少なくチャンスも数えるほどしかないんだけど、それでも完封で勝つんだから、これを横綱相撲というんだろう。

これで5試合連続クリーンシート。逆にクリーンシートがなかった冬までが嘘のような守りっぷりで、ここらへんの手腕もさすが御大ということなんだろう。ベンゲルもそうだし、プレミアの長老たちは長いシーズンでのピークの持ってきどころをよく知っている。

この日香川は85分からプレー。極端にバイタルでの動きがなかったユナイテッドだから、あそこでちょこまか動ける香川はもっと早めに入れてもいいのにと思ったけれど、この日はあくまで省エネモード。FA杯では長くプレーさせてもらえたそうだし、ここでお休みをもらえるのは悪いことではないだろう。

そんな香川は御大の指示通り忠実に時間を潰すプレーに尽力。ちょっとぐらい存在感をアピールしてもいいのにな、とも思うけど、ここが日本人のいいところなんだろうな、うん。最後にはペルシへグッドクロスもお届けしたし、まぁユナイテッドの中で求められた役割はしっかりこなせた。

この日の勝利で残り9試合で勝ち点13を取れば優勝が決まるらしいユナイテッド。 モチベーションの維持が一番の課題になりそうな、そんな残り2ヶ月のプレミアリーグだけど、ペルシの得点王争いとかポジション争いとか、リーグではなく個人個人の争いに焦点を当ててなんとか持ち上げていくしかない。